医療


目の検査

  1. 子供の視力検査 

    子供の視力は、生まれた直後は、明暗だけで、満一才で、0.25前後、6才で1.2 - 1.5となって完成します。先天的に遠視の度の強い幼児が、近視を持つ幼児よりはるかに多く、眼鏡をかける時期を逃しますと、弱視や斜視となり、6才以後で眼鏡をかけても、十分に視力が出なくなります。2 - 3才で、本を見たり、テレビを見ているとき、目が内側に寄る内斜視になっていましたら、すぐ眼科医に見てもらう必要があります。
    学童の視力検査は、学校またはホームドクターで、視力検査表でします。近視などの疑いのある場合は、仮性近視、または他の病気を考慮にいれねばなりません。 
    子供の眼鏡は、特に正確に作る必要がありますので眼科専門医で検査をしてもらったほうがよいでしょう。
    眼鏡店でも、学童が眼鏡をはじめて作る場合には眼科医の視力検査証明書を要求する店が多いです。


  2. 成人の視力検査

    成人でも視力障害が起こり、年だから老眼になったかなと思われても、白内障などで視力障害を起こしている事もありますので眼鏡を作る場合は、眼鏡店に行く前に、一応、眼科医の検査を受けたほうが良いでしょう。


  3. クリニック

    眼科専門クリニックには、ホームドクターの紹介なしで、グループ I の方でも直接、予約して受診することができます。眼科医が必要と認めた場合だけ、病院に紹介してもらえます。
    ただし、視力検査は急病でないため、クリニックによっては、1〜2ケ月以上も待たねばならない場合があります。


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生活情報は、96年発行の『デンマークに暮らす』から引用しております(1995年秋現在の情報です)。改訂版の発行に伴い、徐々にアップデートしてまいります。